沖縄でコツコツ投資

30代兼業投資家です。iDeCoやNISAを利用してコツコツ投資をしています。最近米国株(ETF中心)に移行開始しました。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の運用金融機関移管手続きをしました

 こんにちは、12月にはiDeCo(個人型確定拠出年金)の運用金融機関の移管手続きをしたので、これまでのiDeCoの運用についてまとめてみました。

 

iDeCoの運用金融機関決定

就職してしばらくした2013年、どうにか節税する方法がないか調べたところ所得控除額を増やすことができるiDeCoを見つけました。 その頃は日本版401Kと呼ばれたり個人型DCと呼ばれていました。

まずは制度の勉強をして、加入時手数料、口座管理手数料が出ることがわかりました。

種類 支払先 支払い方法 金額
加入時手数料 国民年金基金連合会 初回掛金より控除 2777円
事務手数料 国民年金基金連合会 毎月掛金より控除 月額103円(年額1236円)
資産管理手数料 事務委託先金融機関(信託銀行) 毎月掛金より控除 月額64円(年額768円)
運営管理手数料 運営管理機関 毎月掛金より控除 金融機関によって異なる

 
手数料の中でも、運営管理手数料は取扱金融機関によって様々だったので、その頃から運営管理手数料を無料にしていたスルガ銀行iDeCoを始めることにしました。
その頃はまだ、取扱投資信託商品の信託報酬率(実質コスト)までは考えていませんでした。

スルガ銀行で運用開始

初回の掛金拠出は2013年8月に行っています。私は「企業年金に加入していない会社員(国民年金の第2号被保険者)」であったため、満額の23000円を毎月拠出しました。
 

スルガ銀行での運用商品

2013年8月から2017年11月まで、時々スイッチングしながら以下の商品に拠出しました。

商品名 信託報酬率(2017/11現在)
トピックス・インデックス(DC) 0.62%
DC・ダイワ・ストックインデックス225 0.56%
DCニッセイ日本勝ち組ファンド 1.09
インベスコ・MSCIコクサイ・インデックス 0.86%
ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド 1.46%
JPM・BRICS5・ファンド 2.07%
JPMインド株アクティブ・オープン 1.97%
年金積立インデックスファンド海外新興国株式 0.69%
ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス 0.70%
DCダイワ・グローバルREITインデックス 0.57%


青色はパッシブ(インデックス)ファンド、赤色はアクティブファンドです。運用開始初期は全く考えていなかったですが、インデックスファンドも信託報酬率が高いですね。

SBI証券へ移管

iDeCoを開始した翌年の2014年にNISAが始まり、自分もSBI証券に口座を作ってNISA枠で株・投資信託の運用を始めました。iDeCoは拠出額が社会保険料として所得控除になり、運用益についても課税控除されます。その為、iDeCoではよりリターンの大きいアクティブ型の投資信託で運用したほうが良いと判断しました。しかし信託報酬率が高い投資信託では満足できなかったため、運用金融機関を変更することにしました。

  • 条件① 運営管理機関手数料無料

無条件で運営管理機関手数料無料なのは、以下の金融機関になります。

金融機関名 運用商品数
SBI証券 67本
イオン銀行 17本
大和証券 16本
マネックス証券 24本
楽天証券 31本

iDeCo(個人型確定拠出年金)総合ガイド | モーニングスター

  • 条件② ひふみ年金(信託報酬率0.82080%(実質1.092%)、信託財産留保額なし)の取扱がある

ひふみ年金は日本株を対象にしたアクティブファンドです。運用成績も2016年10月から2017年10月までで暴落率35.9%と良好です。

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取扱金融機関はイオン銀行SBI証券百五銀行福岡銀行北陸銀行のみです。

  • その他の理由

取扱商品が67本と多く、インデックスファンドも比較的信託報酬率が低いので、SBI証券にしました。

最近、楽天証券楽天・全米株式インデックスファンド(信託報酬率0.1696%)や楽天・全世界株式インデックスファンド(信託報酬率0.2396%)の取扱を始めました。また以前よりセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(信託報酬率0.7100%)などの取扱もあり、これからiDeCoを始める人には注目すべき金融機関だと思います。

SBI証券での掛金配分割合

現在の配分割合はひふみ年金50%、iFree NYダウ(信託報酬率0.243%、信託財産留保額なし)50%としています。移管させた累積残高も同じ割合でスイッチングさせました。

SBI証券の海外株式セクターのインデックスファンドは信託報酬率0.2268%〜0.864%、アクティブファンドは信託報酬率0.972%〜2.0972%になっています。
海外株式の場合、アクティブファンドは経費率が比較的高くなっています。そのため今はiFree NYダウに拠出しています。
米国対象の農林中金〈パートナーズ〉米国株式長期厳選ファンド(信託報酬率0.972%、信託財産留保額なし)が気になっていますが、2017年7月から運用開始しているため、しばらく様子をみてiFree NYダウから乗り換えるか判断したいと思います。

今後、S&P500をインデックスにしたファンドや楽天・全米株式インデックスファンドやSBI EXEiつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドなど経費率の低い国際株式ファンドの取扱も開始してくれることを期待しています。


iDeCoは5年目になりました。60歳までの拠出でどこまで増えてくれるか、また減税の効果も期待していきます。