iDeCoの年単位拠出の手続き
こんにちは
今回もiDeCoの年単位拠出についてです。
昨日、年単位拠出で手数料を減らせる事を書きました。
baru.hatenablog.jp
年単位拠出制度について
2018年よりiDeCoの掛金の拠出を1年単位で、年1回以上、任意に決めた月にまとめて拠出(年単位拠出)することが可能となりました。(国民年金基金連合会)
https://www.ideco-koushiki.jp/library/pdf/annual_unit_contribution_291201revision.pdf
拠出期間について
iDeCoでは12月の掛金から翌年11月の掛金(実際の納付月は1月〜12月)の期間を1年の単位として見ています。
拠出月は任意に設定することが出来ますが、11月分(12月納付)は必ず拠出を行う必要があります。
前納はできない!
注意が必要ですが、掛金の前納は出来ません。
例えば年1回の拠出であれば、2017年12月分〜2018年11月分は2018年11月(納付月は2018年12月)に拠出することになります。
拠出限度額について
従来の拠出限度額(月額)に12ヶ月分をかけた額が拠出限度額(年額)となります。
拠出回数について
毎月から年1回まで、加入者が任意に設定することができます。
拠出額について
拠出限度額の範囲で設定することができます。
毎月の拠出額が一定である必要はありません。
実際の手続き
私は昨年、iDeCoの運用管理機関をSBI証券に変更したので、SBI証券に電話して手続きを行いました。
SBI証券
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楽天証券
【iDeCo】2018年より年単位等でも掛金を支払うことができるようになります | 楽天証券
マネックス証券やイオン銀行は年単位拠出についてのサイトを用意していないようです。
- コールセンターへ電話
書類を送ってもらって、考えるつもりでしたが、SBI証券の場合、電話口で拠出月と拠出額を先に設定して、書類を作ってもらって、送付してもらうということでした。
- 書類到着
10日ほどで書類が到着
「加入者掛金額変更届」と「加入者月別掛金額登録・変更届」という2つの書類が届きました。
2月14日までに送付すれば、3月分の掛金から切り替えることができるようです。
私は年4回の拠出に変更しました。
前年の12月から2月分まで(納付月が1月から3月)は従来の毎月拠出。
3月分からは3ヶ月分をまとめて拠出(3−5月分を6月拠出、6−8月分を9月拠出、9−11月分を12月拠出)としました。
これで、手数料を少し押さえることが出来ます。少額(今年は618円、来年は824円)ですが運用には良い効果をもたらすと思います。
以上です。みなさんの参考になればうれしいな。